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論文数の目標を書いたら、それは数理だから、とコメントがきた。たしかに数理のほうが目標をクリアしやすいかもしれない。でも少なくとも学振PDまでは数理とか実証とか区別なく評価されるので、自分の分野では書きにくいといくら言っても仕方ない。DC1が欲しければM2春までに一本、PD欲しければD3春までに4本。これぐらいが堅いラインではないでしょうか。それと、他の組織を見れば、実証でも書いている人はいるし、理論でも書いていない人はいるわけで(嫌々で数字を出していることをご理解ください)。


それと、学会発表については何も蔑ろにしても良いと思っているわけではないです。直前になったらやはり最高の発表をするように努力すべきで。でも一方で、学会自体の質を維持するために個人が発表の質を向上させるべきだ、というのはゲーム理論で考えれば期待しにくいし、多数の発表者の中で際立つほどの発表をすることは個人にとっては大きなコストになる(受賞者は例外)。人並みに発表すれば良いというのが予想される通りの現状ではないでしょうか。セミナーのような少人数の場ではコストが相対的に小さくなって、セミナー自体の質を維持するために個人が発表を向上させる努力が期待できるかもしれない。で、学会は(セミナーも)議論よりも成果を見せる場であると思っているので、やはり本業は論文を書くことでしょうか。


DNA実験
プライマーの開発は成功したらしい。それで一本書けるらしい。その辺の新規性とか重要性はまだ良くわからないのですが。で、本実験のほうは、まずはやるという方向になりそうです。でも、どういう方法でやるのかを決めるために、再度予備実験をしています。「まだ予備実験?」と口走ったら怒られました。やる気はあります。使用済み道具の洗浄をマスターした。経験値が上がった。


HTPD論
イントロ、メソッド、結果まで大体書いた。関連文献を読みつつ、再解析しようか考え中。短めの論文としてまとめる予定です。リジェクトされたら結果を加えて長めに書こうか。それとも、出せるところに出してしまおうか。


GCOE本
英文校閲から返却(下の会社ではないです)。編集から送られてきたガイドラインにそって修正してOボスに投稿。結局、1700ワードほどオーバーしてしまったけど、今は調整する時間が無い。


今月のR大のセミナーは、APIセミナーを優先して欠席しました。たぶん皆勤だったはずなのに。APIではOさんが発表だったので。新著の紹介と、良く引用される研究者の属性に関する論文を紹介していました。後者については、今一番引用されている研究者の9割はアメリカの60才台の人ということで、国も文化も研究環境も時代も違うので、結局お話として感じる以上の内容はありませんでした。


ドイツレストランでの忘年会はビールがちゃんと飲み放題で満足。で、いつものように不毛な話をして、結局何を話していたのか忘れてしまいましたが、3次会で「すたっふぅ〜」をやっと聞けた。

センター内で寒いときに羽織っている服があるのですが、パトスに「いつも同じ服ですね」と言われたので、懲らしめなければいけない。

年末に高知のオラオラの人が来て長浜ビールに誘われた。忘年会らしきものはこれで6回目。それでもまだ忘れてはいけない今年にすべき仕事が残っている。正月は帰省しても短くなるかもしれない。


IWSさんの深イイ話
論文を書こうなんて言っているのが虚しくなってくる。


3月に大きな仕事を任されてしまった。頑張らなければいけない。