そろそろ漫画が尽きた

DNA実験
2回目の予備実験。もう完全にやり方忘れて、ゼロからのスタート。さっそく失敗もやらかしてしまいましたが。結果次第では挽回できるでしょうか。いずれにせよ、来週には本実験をするかどうか決まりそうです。もしやるとなったら、時間もないし正月返上しようか。それにしても、実験は集中力を維持するのが大変。試薬も使う機械もたくさんあるし。普通のピペットと遠心はほぼ修得したけど、8連や他の高級な機械は難しい。そろそろオートクレープ修得しないと(冗談ではなくモデル屋には相当なハードルなのです)。バグ残してモデル走らせて失敗してもいいや、という気楽さとは大違い。空き時間に別の思考作業をする余裕はまだない。


で、実験用の試薬を大学の財務会計で起案しようとしたけど、最近からログインするために個人認証カードをUSBで読み込まなければいけなくなって、まずはその電子証明を入れて、新しい方法でログインして、それだけで小一時間。で、初めて民間助成のお金を使うのだけど、科研費とは違うらしく、言われた通りに起案しよう四苦八苦すること更に小一時間。で、どうにもならず、結局は特別研究員の起案にはまだ制限がかけられているらしいことが判明。消耗品も注文しようとするだけでこの疲労。


GCOE本
Oボスから新たなガイドラインが送られてきた。今度は5000〜7000ワード。今は9000ワードで英文校閲に出しているけど、また削らなければいけなくなりそう。前のガイドラインでは8000〜12500ワードだったのに。編集側にそもそも締め切りを守る気が無いのではないだろうか。


その他、いろいろ。3月のS学会の要旨は忘れないうちに登録した。スライドも何とか15枚に抑えた。繁殖干渉論文は英文校閲が終わって共著者に投稿してもらった。HTPD論文(改名)はちょっと解析が進んで、書けるところから原稿の構成を作っていく。MMH論文はプルーフを出してもらった。


最近は修論の季節らしい。日頃から思うことだけど、最近のセンターの学生は投稿論文を書く習慣があまりないっぽい。その代わり、修論D論セミナー発表に過度にとらわれる気がする(いい加減にしても良いということではないけれど)。そういったことに囚われるよりも論文投稿に専念して、M2の春には1本(できなくてもD1の春に1〜2本)、D3の春には4本論文を出すことが現実的な目標になるのではないだろうか。これは目標であって目的ではないし、必要条件でも十分条件ないけど、そういったことで評価されることが現実で、誰も修論D論や学会発表で評価してくれないのだ。修論の締め切りを守るとか公聴会までにアクセプト一本というのは形式上のルールであって、センターで養成されて研究者を目指すならば、十分な目標ではない。全国には論文をたくさん書いている同(前後)世代の人が大勢いて、将来は彼らと色んな場面で競争することになる。修論は投稿論文をweをIに変えて出せばいいし、まだ投稿していなくても二度手間を省くために投稿用に英語で書けば良い。最低限の体裁が整っていればそれほど文句は無いはずだ。この辺に労力を割くのは勿体ない。こういうことを書くのは下世話で嫌なんだけど、年末だし(?)、センターの学生もここを見ているらしいので敢えて言おう。もっと論文を書こう。結果が出揃っていなくても、イントロやメソッドは書けるはずだ。書き始めれば思考がまとまるはずだ。凄い面白い結果じゃなくても書いてみよう。教科書にも載ってなくて検索しても見つからなくて、自分で日頃から考えていることには何らかの伝える価値があるはずなのだ。うまく書けば評価されるはずだ。うまく書くためには書き慣れるしかない。だから書かなければいけないのだ。


そうは言っても、早く安定した身分になって、本当に好きなことをじっくり腰を据えて研究してみたい。とも思う。世知辛い世の中。


パトスが帰国した。明日はセンターの忘年会なので、懲らしめなければいけない。忘年会はせるこん、O研忘年会に引き続き3回目で、来週は水域忘年会とクリパもある。


ジョグ
日曜10㌔、火曜12㌔、木曜10㌔