若さがまぶしい

ぼちぼち桜も散り始めていますが、地面に落ちてる花びらもきれいです。


新年度になりセンターにもニューカマーたちがやってきました。で、昨日は全体ガイダンスと歓迎会。前半は学生向けの単位の話とか。センターと理学研究科で各研究室のセミナーの位置づけが複雑でこういう説明が必要なのです。後半は実験とか調査で必要な諸手続きの話。これも非常に複雑なので丁寧な説明が必要です。どれもとても大事な話なのですが、理論系のポスドクにはほとんど関係ない話でした。KWKTさんが田上などで野外フィールド講義をしてくれるそうなので、それに参加したいと思います。水域でも琵琶湖でそんなんやってほしいです。それと、数理セミナーは完全に2つに分離しました。がっかりです。今年度に出るセミナーは水域、API、数理、自然史多様性(月一)の予定。


今自分は院生部屋にいるのですが、ニューカマーが3人入室してきました。さっそくノイジーですが、暫く様子を見ます。このブログが院生にも見られているようなので、書き記しておきます(直接伝えたこともありますが)。院生室は休憩室じゃないです。実験室で実験するように、フィールドで調査するように、院生室はデスクワークをする場所です。そのために全員に机が割り振られているわけで、理論とか実証とかの話ではないです。少なくとも自分はそう認識していますし、学生にも研究センターで研究の教育を受ける立場ならばそういう認識であってほしいと思っています。データだけとって、それを公表する気がない人に限って、院生室を休憩部屋だと思っている傾向にあるように感じます。まったく私語がダメとは思っていませんが、そこには実験室やフィールドと同じように作業をしている人がいると思ってほしいです。もし長話になるならば、そのためにリフレッシュコーナーがあります。こんなことを言って、院生室にいるくせにポスドクは口うるさいと思われていそうで凹みますが、ポスドク部屋は静かにすべきで、院生部屋はそうじゃないというのは違います。院生も研究者。院生室はデスクワークをする場所。


PPMR論文
いよいよ大詰めですか。うしから結果もらって、僕が議論して、KNDさんに丸投げという流れ作業で行きたいと思います。AERの総説本ですが、あの編集者の人がVol 42&43を最近に出しまして、その一部で、解像度やサンプリングサイズ、種特異性など似たような問題を扱っているようです。PPMRは見ていませんが。早速注文しましたが、読み込んで原稿に反映させるのは無理っぽいのがちょっと不安材料です。


MMH論文
ELは企画書のリバイスは通ったのですが、本稿でエディターリジェクトをされてしまいました。次にGCBを狙って、こちらも企画書は通ったようで、本稿を投稿したとの連絡。リジェクトされませんように。



桜の下に小さな鳥居。そこから眺める田上の田園風景。
四月が新年度の始めりになった経緯はしりませんが、桜の咲く時期にしたのは正解だと思います。心機一転がんばろうと思うように慣れます。
でも人見知りには辛い季節でもあります。