にやけ笑いがおさまらない

Oボスが開いたイサザの胃内容がフィリピンのとある研究室に送られたのが昨年の四月。それからちょうと一年。やっとこさ、胃内容の同定と定量化のデータがやってきた。フィリピンのM院生が1か月台湾に滞在します。Zの指導のもとデータ解析をするためです。


彼の専門は分類ですが、生態学や統計に関しては基本的な知識はありそうです(少なくとも統計に関しては自分よりも)。しかも驚いたことに、フィリピンの大学では、修士研究を始める前に約50ページほどの研究計画書を書いて製本するようです(計画書を書く国・大学はありますが、製本は初めて見ました)。ちゃんとレビューもしてあって、解析のプランもあります。結果を示して議論するのみです。1か月は解析に集中して、提出期限の8月までに修士論文を書くようです。科学論文特有のテクニックも必要ですが、ネイティブスピーカーなのでその辺は何とかなるでしょう。


彼の特徴
・大学内で迷子になって打ち合わせに1時間遅刻。
・手を顔の前で合わせる(日本人の会釈見たいに)。
・台湾寒いと言ってセーター着てる。


彼のエクセルファイルを見ながら、Zも僕も笑顔が止まらない。オモシロイデスネー。大小さまざまな体サイズの個体の胃内容の約40年間分のデータ。合計800個体。こんなデータないですよ。色々なことができます。笑いが止まらない。


先日査読した20個体の胃内容データの論文なんてもう。


ジョグ13㌔
膝に違和感



金瓜石にある黄金神社