学位授与式と

センターにいるようになってから5年間は、京大への帰属意識というのはほとんどない。学会でも「センターのNです」と自己紹介したり。それでも9年間は京大にいたわけで。式典では修士卒の後輩に大勢会ったし、博士号を取った同期で久しぶりに会う人もいた。延々と卒業生の名前が読み続けられ、証書を受け取る人の流れを眠気を我慢して耐えていると、こういう行事って学生らしい、とも思う。バスに乗って式場を離れていくと、今更ながら京大生だったんだという自覚が出てくる。やっとN博士になりました。でも、これからです。