歓送会と

愛車を廃車にしてから約2週間、マレーシアに出張中のSさん(熱帯送粉)の車を拝借していた。今朝、車をSさんの家に返却。ついでに、熟睡していたH女史(里山)を起こしてセンターまで送ってもらう。数人に見られたので「変な噂立ちますね〜」って言ったら、ハンドルを叩いて喜んでいた。


今日は歓送会。センターが一年で一番熱くなる日(?)。最初はいつもの感じ。センター長代理挨拶、暫しの歓談があって、出て行く人の挨拶。その後はダンス♪ダンス♪










大学に入ったとき、何かめでたい日のために飲もうと、あるワイン専門店で高めのワインを買った。キッチンの流しの下で約9年間、保存された13年物のワイン。「これを飲むのは今日しかない」ということで、ワイン好きのTさん(保全)にもお見せして、ワインを開封。開口一番、「こりゃだめだ〜ワインビネガーになってるよ〜」と。Oさん(魚)は「このワインうまいよ〜」と他の人にドッキリ的に勧めている(T_T)。でも年代が古いということで、物珍しさから順調にボトルは空に。



式次第では21時終了だけど、終わるわけもなく2次会3次会(場所はそのまま)。気づいたら3時。Kくん(虫こぶ)と話していて、後ろを振り返ると大部屋に人はいなかった。やられた。飲み会終わりはいつもこんな感じ(引き際が分からない)。で、「今宵はセンターの一番大事な飲み会なのだから」と、センターに残っている人を探しては「飲み明かそう」と誘っていたら「マイアミ浜に行こう」、「長浜で日の出」、「歩いて名神開通」などと徐々にエスカレート。すでに夜中の3時。Kくんは、起きようとしないOさんに対して「チキン」と暴言。八つ当たりは何故か家で寝ているR大H女史に向けられ、「マイアミ浜に連れて行ってください」と電話。喚いていると優しいIくん(河川食物網)とTくん(弓)も我らに賛同し、4人でセンターの外へ。なぜか、歩いてコンビニに行こうという妥協案(?)に達する。センターを出て500m、早くも全員後悔し始める(チキン)。そこで、「この先の交差点まで約500mダッシュして一番遅い人がコンビに買出しに行く」というゲームを始める。Tくん(弓)がビリになるが、「一人で行かせるのはかわいそう」というゲームを台無しにする結論に達し、無駄に体力を使いつつ全員でコンビに行くことに。と、ここでH女史から奇跡の電話。事の成り行きを説明すると、「匍匐前進したら迎えに行く」と無理難題を言う。で、匍匐前進してもH女史はもちろん来ない。もう3月とはいえ、日の出前の外はかなり冷える。



寒さで意識が薄れ行く中、やっと着いたコンビニで買った物は、僕は缶コーヒーをKくんはカップ麺。なのにIくんはソフトクリーム(うねうねしてるやつ)、Tくんは雪見大福(2パック)。その後、2人は復路でK君にカップ麺を恵んでもらうことになる。さすがに返りも1時間歩くのは、雪山に軽装登山するようなもの。辞めるのも勇気ということで、タクシー会社に電話をするが、「今の時間動いてないよ〜」と見捨てられる。コンビにの店員さんのケータイにある他のタクシー会社にも電話するが、留守電。挙句の果てには、駐車場に止めてある自動車(軽)に男4人でヒッチハイクをするが拒否られる。仕方なく歩いて帰る。



ひたすら愚痴と反省。Iくん(3コ下)がタメ口になる。「いつか笑って話せる日が来るよ」と慰めるが効果無し。缶コーヒーで温まったのに、再び寒さが辛くなる。フルマラソンよりしんどいかも。6時ごろ何とかセンターにたどり着くと、遠くの空は少し明るくなっていた。手に持っていたゴミは、Oさんの愛車の上に置かれた。パーティーは無言のまま自然解散した。センターニュースでは「コンビニ遠くてもセンター良いところ」みたいな事を書いたが、コンビニは近いほうが良いと思った。