学会の総括はしないことに

地震直後に大きな揺れと津波被害の速報が入って、でも地震国の日本だからそれほど酷いことにはならないだろうと楽観していた。今思えばアホだったと思えるくらいの被害の実情が日に日に明らかになってくる。12日の朝にかけては、信越や関東など各地で地震が起きているのをホテルのテレビで見ても、夢か現実か区別できないくらいだった。今もずっとニュースをストリーミングして被害報告や原発のニュースが届くようにしているし、関東地方の混乱の様子も伝わってくるけど、関西では不思議と現実感が無い。それでも今日の夜に近所のスーパーに行ったら、生鮮食品とインスタント食品、米などの品揃えが明らかに悪くて、物流の停滞や買い溜めの影響が関西にまで波及していることを見て理解できた。そうしてやっと被害の大きさを実感する。原発は一体どうなるのだろう。今もニュースでやっている。最悪の事態になるかもしれないという恐怖と、もし最悪の事態になってもそれを実感できないかもしれないという恐怖と、今までにない不安を感じている。


やらなきゃいけないことは山積みだけど、なかなか仕事が手につかない。