読書

IWSさんの生命の数理
中身はミクロな生物学に偏りつつも、数学のテクニックの基礎は数理生態で使うものとほぼ同じなので読みやすい。自分にとっては、数学の手法よりも生物学の勉強になった。で、感じたことは、自分の持っているテクニックを違う分野に応用するのも有りなのかもしれないということ。数理的研究では生態学がリードしているので、背景の生物学的知識さえ補完できれば、高等なテクを駆使しなくても良いのかもしれないと想像。それと、九大の人たちの研究がフォローできた。