しばらくは

論文やテキストを読んだり、妄想したりして、次のネタを考える日々が始まります。


Kokkoによる Modelling For Field Biologists and Other Interesting Peopleを読了。
内容は学部生向き。理論やってるポスドクが読むもんじゃない。でも、授業をやるならこんなテキストがあったらいいと思う。幾つかのテーマに沿って、モデルの使い方を丁寧に説明。モデルを始めたい人に読んで欲しいと思うのは特に序章。序章から最初の数章にかけては、複雑な現象をどうやってシンプルなモデルで記述するのか、なぜシンプルにしても良いのか、シンプルにすると何が良いのかという点について、うまく書かれていると思う。この本のコンセプトは、モデルをやりたいけれど、モデルの種類がたくさんあってどれを使ったら良いか分からないという人のためのガイドブックらしいが、注意点は、本書には紹介されていない一般的なモデルはまだまだあるということ。


ジョグ12㌔