休息日

目覚ましをセットし忘れたら、10時まで寝てしまった。最近、疲れてるようだ。ということで、今日は休息日にした。


村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること 」を半分ほど読んだ。

これを読んだのは、彼の本が好きだからでも、Mさんに薦められたからでもない。今まで、彼の本を意識して読んだことは(たぶん)一度もない。本を漁っていて、無意識に選んで読んだことはあるかも知れない。その本は、誰が書いたかはよく知らなかったけれど、3月に日本に帰国してタイトルを目にしてから、ずっと気になっていた。その時は、ほかに買った本もあり、単行本は重たくて台湾への持込を断念した。その時に買った文庫本を消化して、こないだ台北の本屋でそれを見つけたとき、迷わず購入した。


村上春樹が作者だからということではなく、小説家がマラソン生活について書いているという点が面白そうだった。仕事をしながらトレーニングをしている市民ランナー向けの本はたくさんあるけれど、自分の好きなライフスタイルで、創造的な仕事をしている人が、何を考えて、どのようにランニング生活を送っているのかを書いたものは、あまりないと思う。この本は、物事を成就させる秘訣を書いたものではない。彼の本を読んだことがない自分でも、名前だけは知っているのだから、村上春樹は大成した小説家なのだろうけど、市民ランナーとしては平均より少し上ぐらいだ。この本は、サラリーマン市民ランナーの支持を得ているかもしれない。けれど一方で、執筆に対する思いについての文章の深さは、研究者から共感を得やすいのではないかと(会社勤めをしたことがない自分は)思う。


まだ全部読んでないけれど、色々と考えさせられます。
うっしーにもお薦めです。


水曜どうでしょう」も見たから、精神状態はキャンセルされたと思います。