GCOEキックオフフォーラム


明治大学では「現象数理学の形成と発展」というテーマでGCOEプログラムが始まるということで、その壮行会へ。数学分野では、他にも東大・京大・九大も採用されたようですが、そのような大きな有名大学に混ざって明大が採用されたので学長もお喜びのようです。現象数理とは、応用数学におけるモデリング・シミュレーション・解析を統合的に扱うと言う意味を込めた造語らしい。数理生物もその中の含まれるテーマですが、生態学はそれほどアピールされていない。。。広島大の分子生命と連携していることから、ミクロな方向を狙っているのでしょう(他には社会・経済システムなど)。様々な数学分野の人が集まって、モデルを徹底的に理解すると言うのは面白そうで重要だと思いますが、数学色が強い印象もあります。現象数理の言葉の中にあるように、実際に「現象」を見ることも軸として加えることが本当の応用には必要だと感じました。



その後、懇親会。高層ビル最上階のホールで夜景を見ながらご馳走。明大、すごい。フォアグラってご飯に合うんですね。台湾から招待されていた偏微分の先生と知り合いになる。