fishery論文

研究室でエアコン増設の工事が始まり仕事が出来ないので、Mさんの研究室へ。近いうちにここに移る予定だが、もう工事も終わっててこのまま居座ってもいい感じ。PCが使えないので、論文を読んだり、Zとのfishery論文に目を通してコメントを送る。


IBM輪読、第3章。Pattern-oriented model。「データ」からどのような視点で「パターン」を読み取るかによって、モデリングも異なるとかなんとか。この辺から違和感を感じるような話が出てくるのだろうか。そもそも、データがある事象は極稀で、データをとることも難しい場合がほとんど。そういう場合にモデル予測が意味を持つ。それなのに、Pattern oriented modelには限界があるとして、「デーがない場合がある」とか「予測から原因を決して推測してはならない」とか言って、それらに対する答えがない。その答えは他のモデリングにあり、MさんはProcess-oriented modelとナイスな名前をつけた。Pattern oriented modelはモデリングの一部で(自分ではほんの一部であると思っている)、これからモデルをやりたい学生に「モデルとは云々」と言って教えるものではないだろう。