和食ランチと


「納豆を食べたい」と学生が言ったので、デパートの日本食品売り場で梅干と鮭とばも併せて購入。で、和食ランチ。納豆や梅干を食べて「うげぇー」って言うのを想定してたのに、けっこう好評でちょっと悔しい。来週はお茶漬けを振舞うことに。




Yさんより召集を受け、数理生物学会のシンポに参加することに。台湾では今が年度末で(明日が卒業式)、夏以降の研究費とか旅費とか未確定の状況(給料は大丈夫らしい)。だから旅費を出してもらえそうで嬉しい。9月中旬は京都へ。


与えられた題目は「種間相互作用の変化と共存」。今やっているIGPモデルや次に取り組むカップリングモデルは、このテーマに合う(学会までに結果を出さなければ)。でも、学位論文では「群集の安定性や多様性には、これまで主張されてきた種間相互作用の変化だけではなく、繁殖や生存を含めた生活史レベルの変化も重要」ということを書いたので、そっちはいいのだろうか、とも思う(良いんですけど)。これまでは「種間関係が時間的に変化して、それが多様性や安定性に効いている」という理論が本当に多くの研究で発展してきて、それはその通りなんだろうけど、なんか偏重しすぎじゃないかという思いがあって(生物の柔軟性って食う食われるの関係だけじゃないと思う)。特に「可塑性や進化が群集ダイナミクスに大事」と言われている現状では、なおさらそう思う。つまり、言いたいのは「たとえ種間関係が変化しなくても、種(個体)レベルでも自身の生存のために生活史戦略を変えるならば、個々の生存の蓄積の結果として多様な群集が維持されるのではないか」ということ。当たり前すぎるのだろうか。



ジョグ8㌔。